元阪急の矢形勝洋投手を知ってますか? 1957年 阪急ブレーブスは二日午後一時半大阪市北区角田町の球団事務所でノンプロ丸善石油の矢形勝洋投手(22)=関学高校ー関学、五尺九寸八分、十八貫五百、左投左打=と同日午前十一時半正式契約を行ったむね発表した。同投手は昨春関学を卒業、丸善石油に入社した。関学在学中は関西六大学屈指の好投手といわれ、左腕から投げおろす速球には定評があった。丸善石油入社後はこの秋の産業別大会で活躍した西兄弟とともにチームの中堅選手として活躍、阪急のほか二、三のプロ球団からも勧誘の手がのびていた。 木地社長の話 うちの目標はあくまで打倒西鉄だ。その意味において梶本に続く大型左腕投手をねらっていた。だから矢形君に参加してもらったわけだ。これからまだまだのびる人だし、大いに期待できると思う。 矢形選手の話 体力的にも自信がついたので学生時代から好きだった阪急のお世話になることにした。今後は一にも二にもスピードをつけることと、それにもう一貫目は太りたい。それと沈む球をマスターすることだ。幸い阪急には梶本さんといういいお手本と目標があるから一日も早くご期待に答えられるようがん張りたい。