自動車の「フルタイム4WD」とは何のことですか?

自動車の「フルタイム4WD」とは何のことですか?

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4WDを大きく分類すると下記の3システムとなります。 1・パートタイム式 2・フルタイム式 3・スタンバイ式 1・パートタイム式は運転手がスイッチやレバーで2WDと4WDを任意に切り換えるものです。4WD状態のときは前後輪が直結されるので走破性が高い反面、旋回時にタイヤの回転差を吸収できず、タイトコーナーブレーキング現象が起きてしまいます。今では軽バンとかジムニーとか、一部の特殊な車くらいにしか搭載されません。 2・フルタイム式は人が切り換えることなく、常時4輪に動力が伝わります。タイトコーナーブレーキング現象の対策としてセンターデフが搭載されます。高い走破性と切り換えの必要がない利便性がありますが、重量が重く、燃費が悪い傾向があります。スバルの4WD車や、ランドクルーザーのような4WDの高性能を売りにした車種に搭載されています。 3・スタンバイ式は基本的には2輪で走行し、駆動輪がスリップすると前後輪をつなぐカップリング内の粘性オイルが撹拌され粘度が急激に増すことで従動輪にも駆動力が伝わるというような構造です。巷では簡易四駆などと呼ばれます。構造がシンプルなこと、安価なこと、燃費の悪化が少ないことで多く普及しました。ただ通常は2輪走行なのでスリップの限界は低いことや、スリップしてから4WDになるので走行中はかえってバランスを崩すという声もありました。 普段は2WDで滑ると4WD。しかし人が切り換える必要はなく自動で切り替わる、という意味でこれもフルタイム4WDと呼ばれるようになってしまいました。本来は常に4輪が駆動しているものこそフルタイム。滑ってから動き出すものはスタンバイ。と分けなければいけないと思います。 軽自動車の「フルタイム」はほぼ全てがこのスタンバイ式です。 さらに詳しく言うと、今は電子制御が発達し、スタンバイ式でも電子制御式が急激に増え、ほとんどの乗用車の4WDは電子制御式スタンバイ4WDです。 滑ってからオイルが撹拌されて、、、という古式ではなく、タイヤの回転や勾配、アクセル、ハンドルなど様々な情報をセンサーが計算し、電子制御で従動輪にも駆動力を伝えます。人が感じるよりも先に制御が開始されると言われます。 コンパクトカー以上の車はまずほとんど、8割はこのタイプと思って良いです。本格的なものほどセンサーによる制御が充実しています。 もちろんフルタイム式も今は電子制御が搭載され、尚走破性が高いものとなっています。 結論として、フルタイムは常時4輪に動力が伝わっているタイプです。 スタンバイ式もフルタイムと呼ばれる風潮になってしまっていることに注意です。

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