元西鉄の高橋明選手を知ってますか? 1968年 西鉄は九日午後三時から福岡市天神二丁目の球団事務所でドラフトで十四位に指名した高橋明外野手(18)=1㍍80、75㌔、右投右打、柳川商=の正式入団発表を行った。高校三年のときの打撃成績は四割二分、また油津中学二年のとき全国放送陸上で百㍍11秒9(宮崎県第二位)現在もベース一周14秒2の俊足。この日、発表の席上には高橋が二年のときまで柳川商の監督をしていた鬼頭コーチも立ち会った。そして同コーチは「一年のときは投手をやらせていたが、バッティングセンスを買い外野にコンバートした。中距離打者だが、なみはずれた体と力の持ち主だからきっと大成するだろう」とその素質を認めていた。高橋は「高校とプロでは投手が違うだろうからバッティングに力を入れ練習します。とにかく全力を出したい」と力強く、早くも闘志満々。鶴丸球団常務も「根性さえあればきっと第一線に出られる。がんばりなさい」と励ました。なお西鉄の新入団はこれで終了、支配下選手は59人となった。