ラグビーユニオンのスクラムは必要か ラグビー人気がサッカーに比べて今一つ広がらない大きな要因はスクラムではないでしょうか。 スクラムの欠点は、まずわかりにくいことです。 スクラムが崩れても組み直しなのか、ファウルなのか、ファウルだとしてどちらのファウルなのか、やっている選手ですら納得できなかったり、主審によって判定が変わりそうな場合が多いのではないでしょうか? スクラムでペナルティをもらい、PGで勝つというのは非常につまらない試合だと思います。 それに時間がかかることも大きな欠点です。終盤にリードしている時、相手にスクラムを与えてしまっても、時間を使えればいいか、ということにもなってしまいます。 また、1列目の選手が3人は最低必要なので、負傷や退場で3人いなくなったときはノンコンテストになります。これは反則した側がかえって有利になるかもしれない矛盾したルールです。(1列目の選手がシンビンで足りなくなったとき、不利なスクラムがノンコンテストになってくれるなど。) また、スポーツというものは、力の差がどれだけあっても成り立つものでなければなりません。例外は力の差がありすぎると危険な格闘技です。サッカーはどれだけ力の差があっても成り立ちます。しかし、スクラムは力の差がありすぎたらすぐに崩れてしまい、プレイ自体が成り立ちません。これも問題点だと思います。 スクラムというルールがいつからあったのかは知りませんが、おそらくラグビー校で行われていたフットボールに初期からあったのでしょう。それが受け継がれたのでしょう。 初期のラグビーはアマチュア主義を掲げるスポーツでした。だからNo Sideという言葉があったのです。だからスクラムも「全力で押さず、ほどほどにとどめる」という暗黙の了解があったのではないでしょうか?ラグビーがアマチュア主義を捨て、No Sideという言葉もなくなった今では、スクラムそのものが必要かどうか再検討すべき時期ではないでしょうか?