初代セルシオ(初代LS)は、ドイツの高級車メーカー(メルセデスベンツ・BMW・アウディ)に過去数十年の間で1番衝撃を与え

初代セルシオ(初代LS)は、ドイツの高級車メーカー(メルセデスベンツ・BMW・アウディ)に過去数十年の間で1番衝撃を与え

初代セルシオ(初代LS)は、ドイツの高級車メーカー(メルセデスベンツ・BMW・アウディ)に過去数十年の間で1番衝撃を与えた車だと聞きましたが、本当なのでしょうか?

低コストである程度の性能と品質を実現出来たという意味では事実です。 例えばメルセデス・ベンツを例に出しますと、1981年にフラグシップモデルW100 600の生産が終了し、同年にSクラスW140の開発が始まりました。このW140は「名実共にSクラスがメルセデス・ベンツの最高峰」となった最初のモデルで、開発陣もやりたい放題でデザイン開始~市販までに約10年もかかってしまい、開発費も余裕で予算超過し30億ドイツマルク(当時の日本円で2,700億円)と、レクサスLSの開発費750億円と比べても、桁違いにコストのかかり過ぎたモデルとなっていました。ボディサイズがロールス・ロイスシルバースピリットやベントレーミュルザンヌ並に大型化されたのはそのためです。 これでもか!とコストをかけられたW140は当然販売価格も上昇してしまいます。結果、1993年におけるメルセデスの乗用車部門の業績は、販売台数は減っているのにも関わらず売上高は黒字だった89年・90年のそれよりも高く、それでいて純利益は赤字でした。開発や生産でコストがかかり過ぎた結果、回収することが難しくなっていたのですね。 その時レクサスLSが成功を収めていたのを見たメルセデス・ベンツは、その低コストと利益率の高さに憧れ、次代のSクラスW220より大幅なコストダウンを実施してしまったのは有名な話です。 BMWは既にメルセデス比コストダウンされていたのでよりコストダウン競争に拍車をかけられてしまいます。しかしメルセデスよりもコストダウンにおける歴史が長かったのが幸いし、メルセデスよりかは酷評されずに済みました。

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