元中日のフォイタック投手を知ってますか? 1963年 アスプロモンテ選手の紹介で中日ドラゴンズのテストを受けることになった元大リーガー、P・フォイタック投手(23)=右投げ右打ち=は一日午後九時二十分、東京羽田空港着の日航機で来日した。ロビーで出迎えた中日の与那嶺コーチ、田村スカウトと堅い握手をかわしたあと「テストは必ず合格してみせる」と自信満々だった。同投手は一日ニュー・ジャパンに宿泊二日午前十時ひかりで名古屋にむかい、ただちに中日球場の練習に参加する。なおドラゴンズでは十日から二週間のうちに採否を決定する。 フォイタック選手の話 テストには必ず合格する。自信がなければ、高い金をはらってワザワザ日本までやってこない。何勝できるかなどとここではいえないが、登板できるチャンスがあれば、全部勝ちたい。ボクが肩を悪くして大リーグから、3Aに落ちたというウワサが日本であるらしいが、それはデマだ。ボクの肩はこの通り大じょうぶだ。(肩を動かしてみせる)大リーグにいたころのような確かさはないが、スピードボールも投げられる。得意なタマはナックルボールだ。これで大リーガーから随分三振をかせいだものだ。このほかスライダーも威力がある。