匿名さん
元ヤクルトの佐藤博投手を知ってますか? 1974年 荒川監督がご当所登板に「楽な場面で投げさせたい」と細かい配慮。
試合の決着がほぼついた九回、八番中原全から始まる1イニングのリリーフだった。
二死から阪本に中前安打を許したものの、落差の大きいカーブと持ち前の外角速球を主武器に高橋博を三振にうちとって、まずまずの投球内容。
日立ファンの拍手を浴びた。
日立製作所時代、主戦投手をもじって酒仙投手と異名をとった名うての酒豪。
キャンプでの禁酒令には顔をしかめていたルーキーが、日立市へ移動した前夜、さっそく夜の古巣へカムバック。
わずか一時間と物足りない酒宴だったが、それでも日立銀座の裏町でグイと杯を傾け「久しぶりに気分よく飲みました」無名だった酒田商時代、だが、その重い球質に大洋が早くも目をつけていた。
日立製作所に入社してからメキメキと頭角をあらわし、四年間の通算成績は45勝7敗。
昨年夏の都市対抗では、エースとしてチームをベスト4へ進出させた。
過去大洋、ロッテがドラフト指名したが、会社が手放さず、ようやく今季ヤクルトへ念願のプロ入りがかなった。
巽コーチ「球威はあるが、まだかなり時間がかかる。
バックスイングが大きすぎるフォームをただいま改造中。
マウンドでりきむクセがあるので、それが重い球質を殺している。
速球より落差の大きいカーブが面白い」 周囲の目 1㍍85、84㌔の体格に、日本ハム・中西監督が「まるで相撲取りやな。
ボールは重そうだ」と目を奪われた。
体重をうまく乗せた無理のないフォームからズドンとくる速球に荒川監督が「開幕からローテーションに組み入れる」とキャンプで、早とちり。
同じ日立からヤクルト入りした先輩渡辺孝は「スタートさえあやまらなければ・・・」とあと押しする。