エアバッグに限ったことではないですが、このような部品は各専門会社が自社で開発・設計・製造を行い、それを自動車メーカーに売り込みます 当たり前のことですが、自動車メーカーへの売り込み時には、自動車メーカーに対して機能の説明をするわけです 当然ながら、ここで虚偽の説明をすることなど許されません 自動車メーカーは、多角的に検討した上で、その売り込まれた部品を採用するかどうかを判断することになります つまり、自動車メーカーは売り込みをした部品メーカーが製造した物を車体に取り付けるだけになります 今夏のタカタ製エアバッグも同様で、タカタが提供した部品を自動車メーカーが取り付けているだけのことになります そのため、エアバッグ単体の不具合に対しては、タカタに全ての責任が発生します 三菱と日産の軽自動車の燃費不正問題とは、全く次元の異なるケースです 燃費不正問題については、日産と三菱が共同で作った会社が設計から製造までを担当しています 今回の燃費不正問題は、共同の会社でありながら、担当したのが三菱側だったということであって、日産側に非が無いとは言えない問題です エアバッグの問題で、自動車メーカーとタカタが共同で開発を行っていたのであれば、これは自動車メーカーにも一端の責任が問われますが、エアバッグの問題では自動車メーカーとの共同開発・製造ということではなく、あくまでタカタが単独で製造までを行っています そこが燃費不正問題との大きな違いです 今回の燃費不正問題で日産が責められるべきことは、なぜ共同で作った会社なのに三菱だけに開発をさせていたのか? 日産が介入する余地は全く無かったとは言い難いはずです また、市販化前に日産としても様々な走行テストをすべきではなかったのか? 様々な走行テストをする必要がなかったとすれば、それは共同開発という仕組みで、実際には三菱任せだったのに日産も関与した開発との認識から、不要と考えられていたのではないか? などです 三菱が開発から製造までを行って、それを日産がOEM供給により販売していたということであれば、これはタカタのエアバッグ問題と同様とみなされるのでしょうが、そうではないですよね だから日産にも一定の責任が問われるのです 開発から製造には関与していなかった! という日産のコメントに対して、それを鵜呑みにして三菱のみに責任を転嫁されようというのは全く異なっています だって同じ会社なんですから、関与していないではなく、どうして関与していないの?? ですよね