残念ながら、ジョグのペースでは、速度が遅すぎです。 前回、ついでに説明しておくべきでしたね。ご容赦を。 中長距離の速度(=完走タイム)を決める主要素は以下の3つです(たとえ細かい要素があっても、当方は存じません)。 ・最大酸素摂取能力。心肺機能。インターバルやレペティションで鍛錬。 ・乳酸性作業閾値。疲れにくい体。ペース走で鍛錬。 ・ランニング・エコノミー(走の経済性)。速度に対する酸素消費量(酸素消費量が多いほど、疲れやすい。よって、酸素消費量=力を入れる筋肉の数が少ないほど、有利)。ジョグや流しで改善。筋肉トレーニングやレペティションで鍛錬。 あなたに関しては、残念ながら、ラスト1,000mでの加速のときに、 ・疲労物質 ・乳酸 が急激に増えているかと。 その乳酸はエネルギー生成物質として再利用できます。しかし、ラスト1,000mに関しては、その発生量は消費量よりも多いのです(注釈)。ですから、ラスト1,000mでの加速時に、追いついていけないのです。少なくとも当方はそう判断します。 注釈)当方は「全身の筋肉の、力配分の改善」と言っていますが、大抵の人は「フォーム改造」と言います。2週間でそれだけの成果が出ただけでも、成功です。新しいフォーム・力配分に慣れていないから、ラップ71秒~74秒が疲れないぎりぎりのラインなのかと。 話を戻します。 ラスト1,000mでの加速時に、乳酸(疲労物質)が増えすぎと当方は愚推、そう申しました。 ですから、ジョグペースでは遅すぎます。乳酸の発生量を減らすために、 ・レース速度に準じる速度での ・ペース走 を勧めます。 当方はペース走での速度として、適当に、自己ベスト+1分を目安にしています。 但し、あなたはもう少しきちんと計算する方が良いですね。 以下のリンク先を使うよう勧めます。 https://www.sc-runner.com/2013/10/jack-daniels-running-calculator.html 実際は違いますが、もし当方があなたの立場なら、専門家からは批判されそうですが、ペース走でのラスト1,000mを(レース同様)加速します。 事実、当方、現役時代、5,000mペース走では、ラスト1,500m(~1,600m)を加速しました。 最後に。 ・ラップ72秒なら、完走タイムは15分00秒です。 ・ラップ74秒でも、完走タイムは15分25秒です。 …加速しなくても、自己ベスト更新ですよね(ラップ71秒にゆとりがあるなら、元から14分台の実力があったのです)。 あなたは急ぎすぎです。加速しなくても自己ベスト更新なのに、 ・自己新ペースを維持 ・ラスト1,000mについては加速 と2課題を同時にクリアーしようとしています。少なくとも当方はわがままと判断します。 その調子なら、5,000m14分台も、時間の問題です。 ・5,000m15分00秒(ラップ72秒)←事実上の14分台 ・譲歩しても5,000m15分12秒5(ラップ73秒) のいずれかを、今後1ヶ月の目標としてはいかがでしょうか。 宜しいでしょうか。 当方で良ければ、追加でご質問を承ります。但し、15分台の世界は一切存じません。悪しからず。 上手く行きますように。