自動車とカメラでは市場構成が大きく異なります。
現在のカメラ市場は日本発の35mmフィルム規格が市場を牛耳った事で、日本が市場を席巻しました。
欧州のカメラメーカーは中判・大判カメラが主体で35mmへの移行は遅れました。
規模からすると中小企業ですから。
多くの個性があるカメラを愛好家やプロが使うのが主流だったんですから。
35mmフィルムの爆発的普及で、キャノンもニコンも大きく発展しました。
そのため、欧州カメラメーカーは経営が立ち行かなくなり、経営破綻か企業買収となり、HOYAグループや京セラが自社の事業拡大に走りました。
自動車は規格そのものは、海外発で日本が後追いでスタートしています。
現在も最先端技術やデザインでは日本メーカーは遅れています。
ただ、日本メーカーは大衆車を低価格で提供するというビジネスモデルで大成功を収めています。
この大衆車で低価格というビジネスモデルとは異なる部分に手を出すのは今ではかなり難しい状況です。
LEXUSが全く太刀打ちできないのでもわかるでしょう。
大衆車のように万人に評価されるように、ある程度の性能を満遍なく実現しなければならない大衆車とは、プレミアムクラス以上の車は異なります。
劣るところがあっても特別に優れたところが個性となって現れるような車でないと、感性高いユーザーには満足が提供できませんから。