船は塩水に浸かってるので塗料は錆びにくいもの だと思うのですが 自動車や自宅の屋根などに採用されませんか? 専門店だと

船は塩水に浸かってるので塗料は錆びにくいもの だと思うのですが  自動車や自宅の屋根などに採用されませんか? 専門店だと

船は塩水に浸かってるので塗料は錆びにくいもの だと思うのですが 自動車や自宅の屋根などに採用されませんか? 専門店だと買えますか? 自宅屋根の場合は、専門塗料の会社がいいでしょうかね? 日本ペイントとかはどうなんでしょう ホームセンターに売ってるものは 質がよくないですか? 自動車、自宅屋根 両方について質問します

「船に使われている塗料を屋根や車に使ったら良いんじゃね?」…的な発想でしょうか。 ま、使うこと自体は不可能じゃないですがね。ベースは変わりませんよ。 錆びる、というのは、「金属の表面に酸素分子が触れて酸化・反応し腐食する」ことで、鉄のみならずアルミや銅、真鍮、亜鉛なども酸化反応を起こして錆びます。塗料は金属表面をおおって、「酸素分子が金属表面に到達しないように膜を張る」ようなもの、とお考えください。 で、船の塗料は「厚み・膜厚」が勝負です。 場所によって基準は異なりますが、厚いところだと0.5~0.7mmにも達しますし、特に船底は藻やフジツボ、カキなどが付着しないように「少しずつ溶けて薄くなっていく塗料」が使われます。 あとはメンテナンス。 車の車検と同じく船にも定期検査があり、その時に塗料をいったん剥がして再度塗りなおすことをやっているんですよ。また、アンカーチェーンでこすれたり、岸壁に少しこすったりして塗料がはがれれば、当然そこは真っ赤にさびてしまいますので、港での待ち時間などに乗組員が部分補修をしたりします。 同じことを屋根や車にすれば錆びません。ま、当たり前の話です。 船の塗料だからと言って、何か特別なものを使っているわけではないです。もっとも「ずっと海水につかる部分」「時々海水につかる部分」「海水につからない部分」「飲み水タンクになる部分」「船室になる部分」etc...使用箇所によって若干成分・性能が異なる塗料を使いはします。 あと「犠牲電極」「アノード」と言うんですが「亜鉛」の塊(船の大きさにもよりますが、大きいものはレンガくらいの大きさ)が船底に張り付けてあります。二種類の金属が塩水につかっていると「電池」のような反応を起こしますよね?このとき、片方が錆びやすい金属であればそちらに電気が流れ、もう片方は錆びません。鉄より亜鉛のほうが錆びやすいので、亜鉛を犠牲にして鉄を守るんです。だから「犠牲電極」。この亜鉛の塊を、定期検査の時に塗料を塗りなおすと同時にまた取り換える。 これを使わず、船体に電極を取り付けて弱い電流を流す、という方法もあり、これは自動車の車体用の製品もありますね。ただ、水につかっていないものにこれをつけても、あまり効果はないですが。 あとは見た目の問題で、船用の塗料は自動車ほど色の種類はないし、メタリック色もほとんどない。いわゆる「ソリッドカラー」です。(特注で色を調合してもらうことは可能ですが。) 要するに、きちんと塗装せず、メンテナンスをしなければ船もボロボロにさびていく。屋根や車も同じで、高価な塗料を使ったりメーカーが違っても、メンテナンスしなければ錆びていく。 質問の本意とは外れたかもしれませんが、参考になれば幸いです。

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