ヨーロッパでは、ハイブリッド車よりも ディーゼル車の方が人気なのですか? 理由は何故ですか?

ヨーロッパでは、ハイブリッド車よりも ディーゼル車の方が人気なのですか?  理由は何故ですか?

ヨーロッパでは、ハイブリッド車よりも ディーゼル車の方が人気なのですか? 理由は何故ですか?

EUでは大陸で陸続きであることから、鉄道が発達している島国の日本とは違い、年間走行距離が圧倒的に多くなります。 車に荷物を積んで、夏休み1ヶ月間ちょっとギリシャとかイタリアの地中海へとか、オーストリアやスイスへ、なんて使い方をされます。日本で長距離旅行は、新幹線になっちゃいますでしょ。 日本の物流トラックを見ても判るように、走行距離が多くなれば燃費の良いディーゼルエンジンは有利となるわけです。同じ車格の車で、ガソリン車が10km/Lの燃費のところを、ディーゼル車であれば15km/Lとか18km/L走るわけですから。 ハイブリッドの最大の特徴としては、発進時の初速で電気モーターがアシストすることにあります。ガソリンエンジンは、この発進時が一番苦手であることから、ここを初速トルク100%の電気モーターがアシストすることで、ガソリン消費量を減らしているのです。 これが、信号が多くGo/Stopの多い日本の道路では、最大限の効果を発揮するわけです。が、高速走行が多いEU域内ではこの最大のメリットが発揮しにくいのです。 むしろ高速走行になると、電気モーターが抵抗となってお荷物となるのです。 EUメーカーが、エコカーとしてダウンサイジングターボを採用するのも、高速走行ではパワーがそれほど必要無いことから、排気量を落としても支障が少ないためです。発進時の足りないパワーは、低回転ターボで補えばいいという考えです。 ディーゼルエンジンの燃料の軽油、EU各国でも軽油の税金を安めにして優遇していた過去も、ディーゼル車が普及した一因です。 日本は島国であることから、買って来た原油を全て重油~ガソリンまで精製して、無駄なく使い切らないといけないのですが、EU域内は陸続きであることから隣の国から余った軽油を容易に買って来られるのです。国によっては、中東から軽油だけを買って来ても支障はありません。 この優遇税制が、ディーゼル車を後押しした最大の要因であることに変わりはありません。実際に、ガソリンと軽油にほとんど税金がかかっていないアメリカでは、価格差は無く物流の大型トラックもガソリンエンジンです。 ところが最近では、中東のシリアやISなどきな臭い政情不安から、エネルギーを外国に頼るのは国防上マズイとなっており、軽油の優遇税制を廃止する国が相次いでいます。 コレにより、ジワジワとディーゼル車の比率は落ちて来ています。だからEUメーカーも、急速にHVやPHEVの開発を急いでいるわけです。

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