エアサスは スプリング式サスペンションと違って 衝撃的な荷重(例えば 同じ力の量でハンマーを押し付けるのと、叩くのとでは 全く威力が違うのと同じ事です)が掛からないんです。 だから 壊れ易い精密機械や美術品、高級な乗り心地を求める目的に使います。 その分、縦の荷重を受ける部分の負担が少ないため、その部分の肉厚などを軽量化のために削ってあるんです。 それをスプリング式サスペンションにすれば、衝撃的な荷重が発生しますし、更にローダウンすれば 純正車高の何倍も負担が増えます。 縦の荷重を支えるのはストラット(ショックアブソーバーとスプリング)の取り付け部分、ストラットポストの天井部分です。 その部分に 衝撃による盛り上がり変形や亀裂が入り易い…って事です。 まあ、これは 元々からのスプリング式サスペンション車でも ローダウンした車に 稀に発生する事もあります。 エアサス車なら 尚更 そんな障害が起き易いって事です。 いくら 大人しい運転をしていても、人間ですから段差や荒れた路面を 減速できずに通過してしまう事は 度々在るでしょうから、荒い運転よりはマシかも知れませんが、起こるものは起こる…としか言い様はありません。 ※有効な対処方法はありません。 なお、エアサス車に限らず ローダウンすれば 車体全体に金属疲労の進みかたは激しくなりますし、エアサスのままローダウンしても、衝撃荷重が発生しますので、ストラットポストへの負担が増え、変形や亀裂が発生し易くなります。 ローダウンってのは 一様に車の寿命を縮めるものなんですよ。! ※ちなみに 溶接による補強はアウトです。 溶接すると、溶接した部分の周辺が 硬く・脆くなります。 その部分に亀裂が入り易くなります。 また 車体全体に金属疲労が進むと、自重を支えきれなくなり、車体の中央付近が曲がって垂れ、ドアの下縁とサイドシルが当たるようになります。