元中日の法元英明投手を知ってますか? 1955年 中日ドラゴンズはこのほど法元英明投手(20)=関大=の正式入団を決定、近日中に契約を行う。同投手は現在関大三年に在学中で家庭の事情により中途退学したもの。すでに中日球場で行われている若手組の練習に参加している。八尾高校時代は早大のエース木村のひかえ投手として右翼手、三番を打ち二十七年の全国大会には堂々決勝戦にコマを進めた経験をもっている。関大に進んでからは投手で活躍し、昨秋あたり一時肩をこわしたため右翼手で打撃を生かしたが、足も速くそのシャープな打撃には非凡なものがある。左投左打、五尺六寸、十七貫で最近のプロ選手としてはあまり大きな方ではないががっちりしており、スリークォーターからの速球が武器。家庭(大阪市東住吉区加美新家町)はセルロイド加工業を営み二人兄弟の長男。 法元投手談 プロ野球の試合はよくみる方でドラゴンズの試合も何回かみています。ドラゴンズのスマートさと明るいチーム・カラーが好きでプロならドラゴンズに入りたいと早くからあこがれていました。練習に入ってからまだ何日も経ちませんが監督さんはじめみないい人たちばかりです。カーブのコントロールがないので早くおぼえたいと思っています。 野口監督談 まだゆっくり見ないとわからないが人間はしっかりしている。本人は投手をやりたいといっているのでやらす予定だがだめならバッティングを生かしてもよい。ちょっと見たところ実戦向のシャープなバッティングをしている。