※ローバック:ハイバックの対比からの造語だと思いますが、私はバックのアンダーハンドで分類しています。しかし長いので、ローバックを使わせていただきます。 私が指導していた当時は、コート空間を27に分け(https://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n327966 を参照)選手の技術習得度を分析していました。 その中で考えれば、「縦・横・高さ」の座標で「コート後方・バック側・低高度」に対処できるストロークは、ローバックしかありません。 ハイバックを使える座標ではラウンドも使用できることが多いため、ラウンドを教えてハイバックを教えないという選択ができますが、ローバックはその選択がないので、技術面からは必要性100%といえます。 実際、フォア側からのスマッシュをバック側へドライブでカウンターを食らった場合は、これでしか対処できません。 しかし、戦術上、そこで打たざるを得なくなった時点で上級者でも敗色濃厚となるわけで、そうならないようにする練習に重点を置くことになります。この座標に何度もシャトルを送りこまれるということは、戦い方が間違っているということです。 つまり、そこに打たれにくい配球やより高い打点で打てるフットワークとストローク(ラウンドでもハイバックでも)を練習するほうが、勝てる確率が上がるはずです。 同じネット前への返球でも、ハイバックで下向きに打つほうがよりプッシュしにくいと感じます。 ということで、技術論的に必要性を認めるものの、より勝率を上げるよう練習時間配分を考えると、この練習に多くを割くのは得策ではないと考えています。所詮、前段階の失敗へのフォローでしかありません。 それに、ご紹介の動画のように、やろうと思えば1人でも練習できます。 正直言いまして、バックハンドでの強打ができなくなったお年寄りはまだしも、部活に励む若者にわざわざ時間を割いて練習させるものではないと思います。