ハイブリッドモデルが燃費が良いのは、エンジンが不得意ならエンジンを使わない・無駄な減速エネルギーを回収するといったところで効果を出すからです。 エンジンは低回転ではトルクが出ず燃焼効率が悪いので、そんなエンジンを止めてモーターで走行すると燃料は使わないで済みます。 モーターは低速域で強いトルクを発揮するので、エンジンが不得意な時にモーター走行するのが効率が良いのです。 エンジンは一定回転数で回り続けるのが一番燃焼効率が良くなります。 高速巡航走行では、エンジンの燃焼効率が一番良いところが使えます。 これは、ガソリン車でも同じですから、高速巡航走行ではモーター走行は必要ありません。 ハイブリッドモデルだと、ハイブリッドシステムとしてモーターやバッテリーを余分に搭載しますから、車重が増えています。 重い車程走行エネルギーが必要になりますから、高速巡航走行ではハイブリッドモデルよりもガソリンモデルの方が効率が良くなります。 ハイブリッドモデルは、低速域でのエンジン燃焼効率を飛躍的に向上できるので、高速巡航走行等も含めて総合的に燃費を向上させています。 ガソリンモデルの方が高速巡航走行では燃費が良くなるのは上記のためです。 減速エネルギーの回収は、回生発電で行われます。 この機能はハイブリッドモデルだけでなく、充放電制御車(アイドリングストップ車等)でも実現しているので、ハイブリッドモデルだけの効率化技術ではありません。 ただ、回生発電した電力を効率的に利用するといった点では、モーター駆動ができるハイブリッドモデルの方が優秀です。 トヨタのハイブリッドモデル(Prius,AQUA,Alphard,NOAH等)のハイブリッドシステムは、スプリット型という構成です。 エンジン出力は駆動側と発電側に動力分割機構により分配されます。 発電側に最低でも23%以上が分配され、発電した電力でモーター駆動が行われます。 この機構はクラッチ等の切替機構が存在しないので、制御が容易で小型・低コスト・耐久性等が優っていますが、常にモーター駆動する宿命があります。 高速巡航走行でもエンジン出力の一定量はモーター駆動となりエンジン直接駆動と合成され駆動力となります。 従って、モーターが一切駆動しないという事は、減速時の回生以外では起こりません。 (s14_vs_n700さんへ)