アレクセイ・ヤグディンさんとエフゲニー・プルシェンコ選手が、 長野五輪(1998年)以後、2002年のソルトレイクオリンピックの頃までの時期に、 フィギュアスケートの男子シングルの世界で頂点を競い合っていた時代があったというのは事実です。 「なぜ同じ時代に同じ国に同時に2人の天才が現れてしまったのだろう」といったような言い方もされていましたから、 ヤグディンさんの当時からのファンにしてみれば、 プルシェンコ選手だけしか知らない というのは 片手落ちのような気持ちになっても仕方がない面はあるという気がします。 特に、ヤグディンさんはソルトレイク五輪のシーズンが終わるとすぐに 先天性の障害が原因の故障で競技を続けることができなくなってしまい、 ご本人が自伝の中で プルシェンコ選手の独走時代を見ているのは悔しかった と心情を明らかにしていますから ファンにしてみればなおさらかと思います。 (この時期、プルシェンコ選手自身も「プルシェンコは今でも引退したヤグディンと戦い続けている」といった言われ方をしていたくらいですし) 自分は、3年半のブランクの後にプルシェンコ選手が競技に復帰してきたバンクーバー五輪のシーズンに、ヤグディンさんの長年のファンの方が「プルシェンコ選手の復帰の影響で、ヤグディンの名前がマスコミにまた登場するようになり、演技の動画などもアクセスが増えてきているのは嬉しいこと」と話し合っていたのを記憶していますが、 最近ではヤグディンさんよりもむしろ 羽生選手との関係で話題になることのほうが多くなってきているのでファンにしてみればやはりさびしい気持ちになるのではないでしょうか。