日産の国内市場は今後、本腰入れて改革しないと終わりですかね? 乗用車国内販売のふたを開けると売れているのがセレナ、ノート、デイズ、モコの4車種だけ。 意気揚々と出したリーフは価格の高さとデザインの悪さと航続距離(インフラ)の問題で売れず、売れているハイブリッドが無ければ、日本の消費者の心をとらえたデザインの車種も少ないし、ラインナップも。 しかも、デイズは純粋な日産車ではなく、共同開発とはいえ三菱の軽を日産向けにアレンジメントされたもので、モコもスズキからのOEM。 名機といわれるR35GT-Rも日本では整備云々で規制をかけすぎたために決して売れているとは言い難いし、スカイラインもV35以降は日本をおざなりにした格好。 「スカイライン」をルールにする両者ですが、ともに名車から迷車になったような気がします。 結果、昔からの日産車愛好家は「今の日産には魅力を感じない」と今の日産離れに加速がついているし、今のラインナップだとそれも頷けるのです。 それもこれもすべてC・ゴーンが長居しているせいだと思うのですが、ゴーンは日産を再生させた一方で、メカニズムで旧態化しそうだったルノーが日産の力を借りなければとうに潰れていたことを認識しているのでしょうか? 同時に、日本におけるルノーのラインナップも日産の技術力が無ければ成り立たないことをわかっているのでしょうか? 確かにゴーンの手腕は認めます。 でも、その過去の栄光に胡坐をかいていつまでもCEOに長居すると国内市場はますますおざなりにされるような気がしてなりません。 日本市場にマッチした日本専売車種・・・とまでは言わないけど、プリウスやプリウスα、86/BRZに対抗出来る車種や日本人の感性にマッチするデザインの車種が出るだけで随分違うと思うんです。 残念ですけど、今の日産には魅力的な車種がほとんどありません(それはホンダも同様)。 でも、グローバル主体で、日本市場も多少は重視した開発戦略があってもいいと思うのです。 プリウスやアクアは環境云々や流行だけではなく、ターゲットを世界に向けつつ、「エコ」や「ハイブリッド」といった現代人の関心事と戦略的な価格、そして販売網を効果的に生かした結果の1-2フィニッシュだったと思うのです。 その点、日産は大味というか、(一部車種を除いて)まずは世界市場で日本は[”ついで”という印象が否めません。 そんな考えだから、シルビアや以前のスカイラインのようなワクワクする車種はすべてルノーに一任させてしまったのではないか、と。 今こそ、日産が復活ののろしを上げるべき時期のような気もしますが。 そのためには、まずはCEOの世代交代が必要だと考えます。 当然、CEOには志賀氏がなるべきでしょう。 マツダのトップもフォードからの刺客を経て、再び日本人に入れ替えたことで再建を果たしました。 どうか日産もこうなってほしいと願ってやまないです。