トラック側からすると、遅くてデカくて邪魔なトラックは周囲の車から嫌がらせのような走り方をされながら走行してるんです。
自分は大型トレーラーの運転手をしており、加速、減速能力の低さはトラック類の中でも最悪の部類です。
ブレーキも効かないので車間距離を開けて走っていれば、容赦なく飛び込んで来る乗用車。
彼らからすれば、隙間があるから「隙有り‼」くらいの感覚でしょうが、こちらからすればヒヤヒヤものです。
しかも、目の前に飛び込んでそのまま急減速して左折とか、タクシーなんかはハザードつけて客乗せしたりする。
それでも追突したらこちらが悪くなるんです。
となれば、多少危険でも車間を詰めなければならない時もある。
普通に前の車が停止した時、少し怖いですが、飛び込まれるよりはマシなんですね。
渋滞の信号の無い交差点では、こちらは長さがあるので進めば交差点を塞いでしまうので手前で停止。
すると横路から来た乗用車が割ってはいる。
こちらが進めるだけの隙間が無いからと停止してれば、乗用車が入れる隙間が開く度に横からどんどん入って来ていつまでも進行できない。
しまいには後ろの車にもクラクション鳴らされる。
結局、多少交差点を塞いでも無理に進行するしか無くなる。
すると横から来た乗用車の方からは、「自分が進めるだけの隙間も無いのに道を塞いでトラックはマナーが悪い」と見えるでしょう。
合流車線等では、こちらは目一杯加速しても、乗用車から見たら超スロー。
そんなのが合流して来れば、「合流するだけのスピードも無いのに無理に入って来る」と思われ、時には入った後ろの車が無理矢理追い越して来て目の前に飛び込んだり、自分より後ろの乗用車が先にスピード出して合流して、こちらが入れないように詰めて来たりすることもある。
登り坂ではスピードが落ちるのもやむを得ないけど、それも乗用車から見れば、「?こんな坂道に来るな‼」でしょうけど、こちらも別に通りたい道を選んで走れるワケではなく、通らなければならない道なら唸りながら低速で坂を登るしか無い。
逆に下りは一気にスピードが上がるので、ブレーキの能力超えてしまうので、対策としてチンタラ下らなければならない。
それもきっと邪魔にされてる。
するとやはり、目の前に飛び込まれたり、追い抜きざまに中指立ててくようなドライバーもいる。
それでも、日頃は黙って耐えるんです。
けどね、あまりにも危険な行為をした方には意見する場合もあります。
だって、危険だと自覚してもらえなければ、今回はたまたまギリギリ事故は回避できたとしても、次は命を落とすことにもなりかねないでしょ? 運転手だって人殺しにはなりたくない。
それに毎日長時間走っていれば、疲れたりイライラすることもあります。
そんな時に割り込まれたりすれば、こちらも多少はマナーが悪くなってしまうことだって無いとは正直、言えません。
そこだけ見た方には「これだからトラックは」と思われるでしょうけど。
とにかくトラック等は、周囲の方々より明らかに劣る走行性能で、しかも死角の多い車を、多大なるストレスにまみれながら走らせていると言う事実を御理解ください。
「ならばやめれば?」なんて言う方もいますが、仕事なんてどんな職種でも必ず嫌なことはあるし、そんな理由で運転手が、みんなやめれば、日本の産業も生活もみんなストップしてしまうんです。
なので、皆様に邪魔にされながらも、今後も走り続けるしか無いのです。
少しでも御理解いただければ嬉しく思います。