2017年トヨタがWRCに復帰。手探りの中出発したトヨタGazooRacing WRCの初年度の活動報告と2018年の体制についての発表がありました。2018年はさらにタナック選手も加入しトヨタが本気でWRCを取りに行く体制が整いました。

トヨタGazooRacing2017年シーズン報告



2017年11月23日
インターネット上では、#いい日産の日というツイートが流れる中、
トヨタ GazooRacing WRC2017年シーズン報告会がトヨタ本社にて開催されました。
報道関係者の他、全国から30名のWRCファンが招待され開催されました。

司会は、「ラリーの魅力を女性視点で伝えるラリーナビゲーター」の栗田 佳織さん

トヨタGazooRacing2017年度WRC成績一覧



WRC復帰元年の2017年シーズンはどんな年でしたか?

「2017年シーズンは、学びの年として車を鍛え、チームを鍛える」ことを最優先してきた。
まだ、データもなければ、走ったこともない場所で1から再スタートをきるトヨタにとっては全てが挑戦であり学びの年。
それが、2017年シーズン。

WRC2017年シーズンマニュファクチャラーランキング

マニュファクチャラーとしてトヨタは、3位

WRC2017年シーズンドライバーランキング

ドライバーの順位は、
ヤリ-マティ・ラトバラ選手が、4位
ユホ・ハンニネン選手が、9位
エサペッカ・ラッピ選手が、11位
という結果となった。

チーム代表のトミ・マキネンは、こう語っていた

「今シーズンはタフな1年だった。全てが初めてで学びの年だったよ」

「ただし、その分完璧な分析や情報収集ができた」

「ヤリスもコンパクトで非常に良いマシンに仕上がったし、チームスタッフが最高のチームを仕上げてくれた
もちろん、料理スタッフも含め、みんながプロフェッショナルな仕事をしてくれた」

「第1戦のモンテカルロから好調にスタートし、第2戦のスウェーデンでは1位。フィンランドでも1位を獲得することができて
奇跡的に良い成績が収められたよ」

「全員笑顔だったのもシーズンが良かった事を証明してるよね」

ラトバラ選手も今シーズンをこう振り返る

「トヨタが復帰2戦目で勝てたことは奇跡的で、みんな驚いていた。
でも、ファクトリーがフィンランドにあって、高速イベントは得意だったから、
マシンのセットアップも良かった、監督も、いつも通りやれと言ってくれたので
いい調子が出せたんだと思う」



トヨタWRC復活から2戦目で優勝した喜びを爆発させる
トミ・マキネン代表とラトバラ選手



トヨタヤリス。WRCのレギュレーションに合わせたラリーカーながら、初年度から高いパフォーマンスを発揮できるのも
今までトヨタが蓄積している高い技術力とチームスタッフのおかげ

ラトバラ選手がトヨタWRC ヤリスで初優勝を遂げた2017 Rd.2 スウェーデン ハイライト


キャリア初となる優勝を初のトヨタで獲得したラッピ選手
「優勝したのはキャリア初。あの時は特別な瞬間だった。まさか、WRCに乗ってフィンランドで勝つことが、こんなに早いタイミングでできるなんて思ってもいなかった。さすがにプレッシャーからナーバスになったよ」



キャリア初の優勝をトヨタWRCヤリスで達成したラッピ選手



こちらが、ラッピ選手の走り。優勝してしまうだけあって、コースとマシンと走りの相性が非常に良いラウンドになったようです。

ラッピ選手のキャリア初 フィンランド優勝のハイライト


トヨタがWRCに復活するまでの流れと苦悩



ラリードライバーとしても知られるモリゾーこと豊田社長とトミ・マキネンとの出会い
フィンランドでトミ・マキネンに本場のラリーを体験したことから、直ぐにWRC復活が決定したという。

そんな中、現場では、チーム代表のトミ・マキネン、GazooRacing、トヨタなど一体誰がイニシアチブをとってチームを作るか
そんな不安と課題が山積みの中でWRC復活に向けプロジェクトが始動。

豊田社長は、常に
「マキネンを信頼し、マキネンから学べ」
とオーダーし続けたという。

チームの役割としては、トミ・マキネンがチーム代表でマシン開発を主導
トヨタはエンジン開発のみに注力する体制で初年度のWRCを迎えることとなる

トヨタがWRCに復活するまで500日をおったドキュメント映像(52分)


トヨタGazooRacing2018年度体制



2018年の体制が発表されました。

ドライバー:ヤリ-マティ・ラトバラ
コ・ドライバー:ミーカ・アンティラ

ドライバー:エサベッカ・ラッピ
コ・ドライバー:ヤンネ・フェルム

ドライバー:オット・タナック
コ・ドライバー:マルティン・ヤルヴェオヤ

サプライズで2017年ラトバラ選手よりも上位ランキング3位のオット・タナック選手が登場!



タナック選手といえば、池ぽちゃしてしまった映像を見せつけられ、
ジョークでGazooRacingに受け入れられるシーン



タナック選手の2018年の期待を込めて豊田社長から送られたのは、
なんと 「GazooRacing特製のシュノーケルセット」w
これで、池に落ちても大丈夫だとか・・・

トヨタGazooRacingに加入するタナック選手のオンボード映像がこちら


トヨタGazooRacing2018年度WRCスケジュール



2018年シーズンのトヨタGazooRacingの強みをトミ・マキネン代表が語る

「2017年シーズンで、完璧なデータを取得することができた。データを分析すると共に2017年シーズンの経験を生かして
さらに良いチーム、マシンを強化していける」

「2017年シーズンはコンスタントに結果を出すことができなかったが、2018年は全てのレースでコンスタントに結果を出せる体制にできる」

「マニュファクチャラーランキング1位を目指す」

ラトバラ選手も同様に
「ドライバーポイントで首位を目指す」

と宣言してくれた。
選手だけでなく、トヨタ全体の意気込みを感じるインタビューだ。

WRCの経験を生かすGRシリーズ



「数値のみならず、多くの経験ができ市販車のGRシリーズにも多くことが開発に生かされている」
「将来の市販車の開発にも生かされるデータ取集、分析と活動を続けていきたい」

GR Vitz:林道篇



TOYOTA gazooracing WRC2017活動報告会


トヨタGazooRacingWRC2017まとめ



Rd1から最終戦までのハイライト映像を一挙にまとめました。

WRC復帰初となるRd1モンテカルロ(2017 トヨタGazooRacingWRC モンテカルロハイライト)


トヨタ初優勝のRd2スゥエーデン(2017 トヨタGazooRacingWRC スゥエーデンハイライト)


Rd3メキシコ(2017 トヨタGazooRacingWRC メキシコハイライト)


Rd4フランス(2017 トヨタGazooRacingWRC フランスハイライト)


Rd5アルゼンチン(2017 トヨタGazooRacingWRC アルゼンチンハイライト)


Rd6ポルトガル(2017 トヨタGazooRacingWRC ポルトガルハイライト)


Rd7イタリア(2017 トヨタGazooRacingWRC イタリアハイライト)


Rd8 ポーランド(2017 トヨタGazooRacingWRC ポーランドハイライト)


ラッピが優勝したRd9 フィンランド(2017 トヨタGazooRacingWRC フィンランドハイライト)


Rd10ドイツ(2017 トヨタGazooRacingWRC ドイツハイライト)


Rd11スペイン(2017 トヨタGazooRacingWRC スペインハイライト)


Rd12イギリス(2017 トヨタGazooRacingWRC イギリスハイライト)

#WRC #ヤリス #GazooRacing #WRC2017

2017-11-23 00:00 閲覧数: 1631
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